普通車の永久抹消登録にかかる費用

永久抹消登録申請はもう乗ることのなくなった車をスクラップにして自動車の登録を抹消する手続きになるので、車をスクラップする場所まで運ぶ必要があります。

 

車検がない車、故障して動かない車等はレッカーが必要になり費用も余分にかかってしまいます。

 

廃車費用（動かせる車で手続きを自分で行う場合）

 

自分で普通自動車の永久抹消登録申請をするときの費用はこれらになります。

 

• スクラップ費用0円～1万円
• 手数料無料（運輸局手続き）
• 印鑑証明書300円～400円（地域によって違います）

 

合計：300円～10300円

 

地域によっては無料でスクラップにしてくれる業者もあります。
ただ、「無料でスクラップにする代わりにスクラップにする自動車を譲ることが条件」など自動車の処分までやってくれる業者もあります。

 

得をしているようにも思えますが実際は損している可能性もあります。

 

なぜかというと、廃車専門の査定業者に査定を出せば数万円で買取ってくれる車かもしれません。
一概に無料と言ってもお得とは限りません。

動かない車を自分で廃車にする場合はこれらの費用がかかります。

 

• レッカー費用2万円～3万円（距離によって上下）
• スクラップ費用0円～1万円
• 手数料無料（運輸局手続き）
• 印鑑証明書300円～400円（地域によって違います）

 

合計：20300円～40400円

 

車検がない車、故障して動かせない車等の場合、スクラップ費用の他にもレッカー費用がかかってしまいます。

 

スクラップ業者でレッカーを頼むのかレッカー専門の業者に頼むのかで費用はもちろん違いますが大体20000円～30000円ほどかかってしまいます。

 

動かせない車を廃車にするときは費用が多くかかってしまいます。

 

動かせる車を自動車販売店が代わりに廃車を行う場合には、手続きの代行費用も取られてしまいます。

 

 

• 手続き代行費用1万円～2万円
• スクラップ費用0円～1万円
• 手数料無料（運輸局手続き）
• 印鑑証明書300円～400円（地域によって違います）

 

合計：10300円～30400円

 

自動車販売店といってもディーラーや中古車販売店があります。

 

一般的にディーラーの方が手続き費用が高く、中古車販売店の方が手続き費用が安いと言われています。

 

実際に私はガリバーで査定をしたときに値段のつかない車の廃車手続きに9000円の費用がかかると提示されました。

 

 

廃車費用（動かせない車の廃車手続きを自動車販売店が行う場合）

 

動かせない車の廃車手続きを自動車販売店が行う場合には、手続きの代行費用とレッカー費用も取られてしまいます。

 

• レッカー費用1万円～2万円
• 手続き代行費用1万円～2万円
• スクラップ費用0円～1万円
• 手数料無料（運輸局手続き）
• 印鑑証明書300円～400円（地域によって違います）

 

合計：20300円～50400円

 

ビックリするくらい高いですよね。

 

ただ、自動車販売店は自社でレッカー用の車を所有しているので、レッカー費用は多少安くなります。

 

費用は地域や廃車を行う業者によって幅がありますが、安く見積もっても数万円はかかります。

廃車に必要な書類（永久抹消登録）

 

「廃車費用は心配ないけど、手続きの書類って難しそう？」

 

そんなイメージはありますが、実際に調べてみると「え！、簡単」と思ってしまいました。

 

一時抹消登録よりは必要な書類は多いですが自分でやれないことはないですね。

 

1. 印鑑証明書
2. 所有者の実印
3. 解体報告記録がなされた日、車台番号、移動報告番号
4. 申請書第3号様式の3
5. 車検証
6. ナンバープレート前と後
7. 代理人が手続きをするときは委任状

車検証の住所と印鑑証明書の住所が違うときは住民票・住民票の除票・戸籍の附票等が必要

 

解体報告記録がなされた日、車台番号、移動報告番号は解体業者から確認する必要があります。

 

永久抹消登録と同時に自動車重量税の還付があるときは次の物も用意します。

 

• 重量税の還付を受ける銀行名・口座番号等

 

 

この書類を用意して、お住いの地域の陸運局で手続きをします。