放置自動車と廃車の費用の問題
全国では放置自動車が約20,000台ほど存在しているのを知っていましたか?
自動車リサイクル法ができてからというもの放置車は減ったというデータはありますが、まだまだ放置車に対する問題は山積みと言われています。
もし、自分の所有している土地に無断で自動車が放置されたときはどうするのか?
自分で勝手に処分をしていいのか?警察に相談しなきゃいけないのか?それとも弁護士などの専門家に相談した方がいいのか?選択肢は色々ありますが自分で勝手に処分してはいけないですし警察に相談しても警察は解決してはくれません。
専門家に相談しても良いですがもちろん費用がかかってしまいます。
放置自動車の問題点
放置自動車の問題点はいくつもありますが、何といっても邪魔だからといって勝手に処分できない点です。
え!なんで処分できないの?と思ってしまいますが、放置自動車でも持ち主(所有者)がいるので人のものを勝手に処分するわけにはいかないのです。
他にも色々な問題があります。
- 所有者の特定が難しい
- 所有者が特定できたとしても処分してくれない
- 警察が動いてくれない
- 所有者を特定するための手続きに時間がかかる
- 放置自動車の廃車費用を負担しなければならないときがある
放置自動車を処分するには
放置自動車を処分するには放置自動車の所有者を特定する必要があります。
所有者が特定できれば、その人に「放置自動車を処分して下さい」と催告します。
大抵、長年に渡って自動車を放置しているような人は「処分して下さい」と言っても素直に従ってはくれないと思います。
所有者が放置自動車を処分してくれない場合には「裁判」等の法定手続きをする必要があります。
裁判を行い、処分してもよいという「判決」をもらってはじめて放置車の処分ができます。(価値がある車であれば競売して、業者に引き取ってもらい価値がない車だと処分)
放置車を廃車にする費用は誰が支払う
放置自動車の処分方法は所有者に任意で処分してもらうか裁判等の法的手続きによって処分するかの2通りです。
所有者が任意で放置自動車を処分すれば費用はかからないですが、裁判等の法的手続きを取って処分する場合、専門家に依頼する費用などは自腹を切らなければなりません。
価値のある自動車であれば競売によって業者が買取り、買いとったお金を受け取ることができますが放置自動車の大半は長年放置されている車なので価値はなく処分費用は自分で持つ必要があります。
所有者の居場所がわかれば自動車の撤去にかかった費用を事後に請求することになりますが「ない袖はふれない」のでお金のない人からお金を取ることはできません。
放置自動車にお悩みの方は一度、廃車専門の査定業者へ問い合わせてみてはいかがでしょうか?