廃車にすると戻ってくるお金とは

自動車を廃車にすると還付されるお金があるのを知っていますか?
「自動車税」
「自動車重量税」

「自賠責保険料」

 

これらが還付される税金です。

 

自動車税

自動車税は毎年4月1日時点の自動車の持ち主が支払う税金で、
自動車の排気量によって支払う税金が区分されています。

 

自動車税を支払ってから車を廃車にした場合、
廃車にした月以降の税金を月割りして払い戻してくれます。

 

下の表は、年の途中で廃車にした場合に還付されるお金を登録抹消した月ごとに分けました。

 

排気量

税額

4月に廃車

(還付額)

5月に廃車

(還付額)

6月に廃車

(還付額)

7月に廃車

(還付額)

8月に廃車

(還付額)

9月に廃車

(還付額)

1000cc以下 29,500円 27,000円 24,500円 22,100円 19,600円 17,200円 14,700円
1000cc超~

1500cc以下

34,500円 31,600円 28,700円 25,800円 23,000円 20,100円 17,200円
1500cc超~

2000cc以下

39,500円 36,200円 32,900円 29,600円 26,300円 23,000円 19,700円
2000cc超~

2500cc以下

45,000円 41,200円 37,500円 33,700円 30,000円 26,200円 22,500円
2500cc超~

3000cc以下

51,000円 46,700円 42,500円 38,200円 34,000円 29,700円 25,500円
3000cc超~

3500cc以下

58,000円 53,100円 48,300円 43,500円 38,600円 33,800円 29,000円
3500cc超~

4000cc以下

66,500円 60,900円 55,400円 49,800円 44,300円 38,700円 33,200円
4000cc超~

4500cc以下

76,500円 70,100円 63,700円 57,300円 51,000円 44,600円 38,200円
4500cc超~

6000cc以下

88,000円 80,600円 73,300円 66,000円 58,600円 51,300円 44,000円
6000cc超 111,000円 101,700円 92,500円 83,200円 74,000円 64,700円 55,500円

 

排気量

税額

10月に廃車

(還付額)

11月に廃車

(還付額)

12月に廃車

(還付額)

1月に廃車

(還付額)

2月に廃車

(還付額)

1000cc以下 29,500円 12,200円 9,800円 7,300円 4,900円 2,400円
1000cc超~

1500cc以下

34,500円 14,300円 11,500円 8,600円 5,700円 2,800円
1500cc超~

2000cc以下

39,500円 16,400円 13,100円 9,800円 6,500円 3,200円
2000cc超~

2500cc以下

45,000円 18,700円 15,000円 11,200円 7,500円 3,700円
2500cc超~

3000cc以下

51,000円 21,200円 17,000円 12,700円 8,500円 4,200円
3000cc超~

3500cc以下

58,000円 24,100円 19,300円 14,500円 9,600円 4,800円
3500cc超~

4000cc以下

66,500円 27,700円 22,100円 16,600円 11,000円 5,500円
4000cc超~

4500cc以下

76,500円 31,800円 25,500円 19,100円 12,700円 6,300円
4500cc超~

6000cc以下

88,000円 36,600円 29,300円 22,000円 14,600円 7,300円
6000cc超 111,000円 46,200円 37,000円 27,700円 18,500円 9,200円

 

自動車税の還付には運輸支局などでの手続きの必要はありません。廃車にした後、車の持ち主の住所に「支払通知書」が届くので、それを銀行に持っていって還付金を受け取る流れになります。

 

自動車重量税

自動車重量税は新車購入時、車検更新時に支払う税金で、自動車重量税も廃車にした月以降を払い戻してくれます。
なお自動車重量税の還付は「抹消登録と同時に行うことが条件です」

 

還付の対象となる車

 

還付の対象となる車は抹消登録をした後、
自動車リサイクル法に基づきリサイクルされた自動車に限られます。

 

 

「1」一時抹消登録後、廃車にする自動車を解体業者に持ち込み、解体後解体業者が自動車リサイクル促進センターに報告したとき

 

「2」永久抹消をしたとき

 

 

 

自動車重量税還付金の計算式

 

還付される自動車重量税は次の計算式で求めることができます。

 

納付した自動車重量税×車検残存期間÷車検有効期間=還付金額

例えば、24600円の重量税を納めて、車検の残り期間が9ヶ月の場合、還付金は9225円になります。
24600円×9ヶ月÷24ヶ月=9225円

 

車検の残存期間の求め方

 

車検残存期間は「確定日」の翌日から車検の有効期間までの期間をいい、この期間が1ヶ月以上あれば自動車重量税の還付を受けられます。

 

車検の残存期間の求め方は、軽自動車と普通自動車で違い、
普通自動車で2種類、軽自動車で2種類の求め方があります。

 

軽自動車→「1」車検証を返納している場合、報告受領日又は車検返納日のいずれかの遅い日になります。「2」車検証を返納していない場合車検証の返納日になります。車検証の返納日とは自動車をスクラップにしたあと、軽自動車協会でする「解体返納」の手続きの際に車検証の返納をします。

 

普通自動車→「1」一時抹消登録をしている場合、報告受領日又は一時抹消登録日のいずれか遅い日になります。「2」一時抹消登録をしていない場合、永久抹消登録日が確定日になります。

 

 

 

自賠責保険 掛け金表

自賠責保険は、自動車事故に備えて新車購入時・車検更新時に自動的に加入される保険で、自賠責保険料も廃車にした月以降の金額を払い戻ししてくれます。

 

下の表は平成29年度以降の自賠責保険料の掛け金の一覧になります。

 

※掛け金の一覧なので、保険解約時の返戻金ではありませんのご注意ください。

 

24

23

22

21

20

19

18

17

16

15

14

13

普通自動車 25,830円 24,970円 23,260円 22,390円 21,530円 20,930円 20,100円 19,270円 18,440円 17,610円 16,790円 15,960円
軽自動車 25,070円 24,240円 23,410円 22,590円 21,960円 21,760円 20,930円 20,100円 19,270円 18,440円 15,370円 14,270円

12

11

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

普通自動車 15,520円 14,640円 13,760円 12,880円 12,010円 11,130円 10,250円 9,380円 8,500円 7,620円 6,740円 5,870円
軽自動車 15,130円 14,280円 13,440円 12,590円 11,750円 10,910円 10,060円 9,210円 8,370円 7,530円 6,680円 5,840円

 

詳細な解約払戻金を知りたい場合、お手元の自賠責保険料証書に記載されている保険会社に確認してください。

 

還付手続きの場所

 

自動車税:運輸支局で廃車の届出をしたあと、支払通知書が送られてくる。
自動車重量税:お近くの運輸支局に行き抹消手続きと一緒に「還付申請書」を提出する
自賠責保険:加入している自賠責保険会社に連絡して手続きをする

廃車専門の査定会社を利用して車を処分すると

基本的に自分で廃車手続きをすると還付手続きなども自分でしなければなりません。

 

なんか面倒そう?と思ってしまいますよね。

 

ですが、廃車専門の査定会社を利用して車を処分すると還付手続きなどの面倒な手続きも代行してくれます。

 

手数料を取られるのかな?と心配するかもしれませんが手数料も取られません。

 

お持ちの車を処分するときは廃車専門の査定業者で査定をしてみるのも良いですよ。

自分の車の最高額を知りたい方は一括査定

ズバット一括査定

廃車の処分にお困りの方はカーネクストの査定がおすすめです。

カーネクスト リンク画像

自分で車を廃止にするのは少しさびしいものです。思い出の詰まった愛車を自分の手でスクラップにするのは悲しいものです。多少のヘコミや傷、動かなくなった車でも廃車一括査定をすれば買取りや無料で引き取ってくれる業者さんは必ず見つかります。ご自分で廃車にする前にまずは無料査定で車の価格を調べることをおすすめします。
トップへ戻る