リサイクル券とは
大半の人が車検証と一緒に保管しているリサイクル券ですが、一体いつ使うのかわからないですよね。
リサイクル券はリサイクル料金が支払われていることを証明する書類で新車購入時にリサイクル料金を支払うもので、最終的には自動車の最終持ち主が負担するものとされています。
リサイクル券にはA~D券がある
リサイクル券はA券~D券で構成されています。
リサイクルA券
A券は預託証明書(リサイクル券)で記載内容は
車両欄
- リサイクル券番号
- 車台番号
- 車名
料金欄
- シュレッダー料金
- エアバック類料金
- フロン類料金
- 情報管理料金
- 預託料金合計
から構成されています。
リサイクル券Aはリサイクル料金が預託されていることを証明する書面になります。
車検時、廃車時にに必要となるもので再発行はできない書類となっています。
また、自動車を売買する時にはこのA券も一緒に渡して、A券に記載されている合計金額を自動車の金額にプラスして相手から受け取ります。
リサイクル券B
B券は使用済自動車引取証明書で記載内容は
- 移動報告番号
- 車台番号
- 車名
- 預託料金
- 引渡者
- 引取業者
- 登録番号
- 氏名・名称
- 事業所名
- 所在地
廃車のときに必要となる移動報告番号や車台番号、などの情報が書かれています。車を廃車にするときに引取業者に渡し、必要事項を記入してもらい、受け取る書類です。自動車の抹消登録手続き等が完了するまで必要となるものです。
リサイクル券C
C券資金管理料金受領証の記載内容
- リサイクル券番号
- 車台番号
- 車名
資金管理料金の領収証で自動車リサイクル促進センターが料金を受領したことを証明する領収書。法人の自動車ユーザーに対しては費用処理(経費)として計上できる証明書となります。
リサイクル券D
D券料金通知書券発行者控の記載内容
- リサイクル券番号
- 車台番号
- 車名
- 支払金合計
- シュレッダーダスト料金
- エアバック類料金
- フロン類料金
- 情報管理料金
- 資金管理料金
事業者等が自動車ユーザーにリサイクル料金額を通知する際に使用する書面。事業者の控えとなる書類です。