はじめての車は新車?それとも中古?

新車と中古車

車の免許を取って初めて自動車を買うとき、新車にするか?中古車にするか?迷ってしまうものです。

 

「今思い出しても、自分にもあったなぁ~そんな時代」と感慨深くなる人も多いと思います。

 

そこで、車を初めて買う人は新車が良いのか?それとも中古車が良いのか?色々比較したいと思います。

 

比較のポイント

 

  • 値段
  • 維持費
  • 整備費
  • 保証
  • 売却

 

値段

 

新車と中古車の値段を比べれば断然中古車の方が安くてお得です。
ただ、中古車と言っても年式の新しい中古車は新車と比べてもそんなに値段の差はありません。

 

なので、単純に中古車は安いというわけではありません。

 

それと、初心者が絶対してはいけないのが、某オークションから車を購入することです。
値段が安いからと言って、オークションで車を購入することはおすすめできません。

 

オークションは個人売買なので購入後のアフターケアはほとんどないです。

 

現状渡しなので、購入後車を走らせてみると「エンジンから変な音がする」なんてこともありえます。
中古車販売店などであれば、無料で保証してくれますが、オークションではそれはありません。

 

ですから、初心者は中古車販売店やディーラーから車を買いましょう。

 

 

維持費

 

維持費なんて新車も中古車もあまり変わらないでしょ!と思う人もいるかもしれませんが意外に維持費にも差が出てきます。

 

特に毎年支払う自動車税や車検時に支払う自動車重量税は自動車の登録年式が一定年数を超えると高くなります。
自動車税では軽自動車の場合、最初の新規検査から13年を経過した軽自動車。普通自動車の場合、ディーゼル車とガソリン車で違いがあり、ディーゼル車は新車新規登録から11年、ガソリン車・LPG車は13年経過していると、自動車税の税率が重く(重課)なります。

 

概ね15%が重課されます。

 

排気量 自動車税額 15%重課の税額
軽自動車 10,800円 12,900円(最初の新規検査から13年を経過した軽自動車)
1リットル以下・電気自動車 29,500円 33,900円
1リットル超~1.5リットル以下 34,500円 39,600円
1.5リットル超~2.0リットル以下 39,500円 39,600円
2.0リットル超~2.5リットル以下 45,000円 51,700円
2.5リットル超~3.0リットル以下 51,000円 58,600円
3.0リットル超~3.5リットル以下 58,000円 66,700円
3.5リットル超~4.0リットル以下 66,500円 76,400円
4.0リットル超~4.5リットル以下 76,500円 87,900円
4.5リットル超~6.0リットル以下 88,000円 101,200円
6.0リットル超 111,000円 127,600円

 


 

自動車重量税も新車登録の日から一定の年数が経過してると税金が通常よりも多く取られてしまいます。
逆にエコカーなどは減税され通常よりも低い金額になります。

 

重課は新車登録から13年以上、18年以上の2つに区分され、経過年数が長い方がより重課されてしまいます。

 

 

車両重量 基本重量税 13年経過車 18年経過車
0.5トン以下

8,200円

11,400円

12,600円

1トンまで

16,400円

22,800円

25,200円

1トン以上~1.5トンまで

24,600円

34,200円

37,800円

1.5トン以上~2.0トンまで

32,800円

45,600円

50,400円

2.0トン以上~2.5トンまで

41,000円

57,000円

63,000円

2.5トン以上~3トンまで

49,200円

68,400円

75,600円

 

整備費

 

新車に関しては、ほとんど整備費がかからないと考えていても良いです。

 

定期的にオイルを交換すれば問題ありません。

 

中古車は定期的に整備や修理が必要な個所が出てきます。

 

いくら日本車が壊れないからと言っても1トン以上の鉄の塊が数十キロも出して走っているわけですから、パーツも消耗してしまいます。

 

なので、中古車を購入する場合は壊れるのが前提という考えで購入した方がいいです。

 

保証

 

車を購入するときは保証の面も重要です。

 

新車であれば、長期の補償がついているのでそこまで気にする必要はないです。
トヨタであれば、「一般保証」と「特別保証」があります。
一般保証は消耗品などを除くほとんどの部品が対象の保証で特別保証は重要な機能を果たす部品についての保証です。
一般保証の期間は3年または60,000キロ走行時点の早い方、特別保証は5年または100,000キロ走行時点の早い方です。

 

中古車であれば3ヵ月または3,000キロ、6ヵ月または6,000キロの保証が一般的です。

 

一般的な短い保証期間だと、不安だという人はガリバーで中古車を探すことをおすすめします。

 

ガリバーでは、5年延長保証や10年延長保証に加入することができます。(輸入車は最長5年)
基本は6カ月保証ですが、別途お金を支払えば加入できます。

売却

 

車を購入するときに売却をすることを考えて購入する人はいないと思いますが、いざ乗り換えを考えて今乗っている車を査定に出すと「え!こんな金額でしか売れないの?」と驚く人も少なくないです。

 

車の値段は購入した時から徐々に安くなっていき、10年以上または10万キロを超えてしまうと、ほとんど価値のないものになってしまいます。

 

一部の車種では、10年以上経過しようが10万キロを超えようがあまり値段が下がらない車もあります。

 

ただ、人気のない車種では著しく値段が安くなるので売却するときのことを考えるのならば、人気があって値段の下がりづらい車種を選ぶことをおすすめします。

 

結局どちらがおすすめ

どうせ新車を買っても、傷つけたりぶつけたりするので新車はもったいないと考える人もいます。
一方、中古車を買った場合は中古車だから傷つけてもぶつけてもいいかなという考えで車を乗れば扱いは雑になってしまい痛むのも早くなってしまいます。

 

はじめて買う車が新車の場合、大事に乗ることが前提なので、車の扱いは丁寧になります。
結果、整備や修理は中古車よりも必要なく、車の乗り換えの時も痛みは少なく高額で下取りしてくれることになります。

 

個人的には新車をおすすめしますが、予算的に厳しいのであれば中古車しか選択肢はないという人もいるでしょう。

 

そのような場合は保証がしっかりついた中古車を購入することをおすすめします。

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