交通事故の原因・上位5つ

車の運転席

 

 

交通事故を起してしまうと、自分はもちろん相手方にも迷惑をかけてしまいます。

 

運転中の一瞬の気の緩み、運転の慣れなど事故の原因は色々ありますが、交通事故の原因・上位5つを紹介します。

 

そもそも、1年間に起きる交通事故の件数って何件なの?と思いますが、2018年に起こった交通事故の件数は406,755件です。
1日に約1,114件も交通事故が発生していることになります。

 

交通事故の原因1位・安全不確認

 

安全不確認とは、車が行きかう交差点などにおいて、一時停止や徐行をしたものの、十分に安全を確認しないで車を発進させてしまうことです。

 

安全不確認の事故割合は全体の31.5%で2018年度では128,224件も発生しています。

 

交通事故の原因2位・脇見運転

 

脇見運転の定義は運転中に前方から視界を外して、周りの風景や景色に気を取られることです。
脇見運転の事故割合は全体の15.0%で2018年度では60,990件も発生しています。

 

交通事故の原因3位・動静不注視(どうせいふちゅうし)

 

動静不注視とは、あまり聞きなれませんが相手の車両の確認はできていたが、その車両の動きを見誤ってしまい事故につながることです。
例えば、一時停止で左右を確認して、車は来ていたが自分の方が先に行けると誤った判断をしてしまうなど、車両の動きの確認を怠ることです。

 

動静不注視の事故割合は全体の11.1%で2018年度では45,084件も発生しています。

 

 

交通事故の原因4位・漫然運転

 

漫然(まんぜん)を辞書で調べると、「はっきりした目的や意識もなく、ただなんとなく物事をするさま」と書かれています。目的としてはどこかに行くために車を運転しているので、移動する目的はあるけど、事故を起さないように集中して運転しようとか運転に関していえば、事故を起さないように気を付けようという目的・意識がなく運転するということです。

 

簡単に言えば、車の運転に集中できていない様です。

 

漫然運転の事故割合は全体の8.5%で2018年度では34,707件も発生しています。

 

交通事故の原因5位・運転操作不適

 

運転操作不適は運転操作の誤りのことでアクセルペダルやブレーキペダルの踏み間違いやハンドルの誤操作などが挙げれます。

 

漫然運転の事故割合は全体の6.8%で2018年度では27,859件も発生しています。

 

最近、高齢者の運転操作不適による事故が多発していて、よくニュースなどで取り上げられています。
1件でもこのような事故を無くすため、運転支援などの安全機能が搭載された自動車の普及が求められます。

 

交通事故の原因まとめ

 

交通事故上位5つを見てきましたが、運転者が気を付けていれば防げるような事故ばかりです。
車の運転が日常化している現代では、運転に慣れ過ぎているせいか運転に関して怠慢になっている部分も少なからずあるかと思われます。

 

車を運転する人は車がどういうものなのか改めて認識する必要があります。
1トン以上ある鉄の塊を常時40キロ~60キロのスピードで走行させている、走る凶器と認識して注意を払って運転することが事故の予防に繋がります。

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