新車登録された車が平均何年後に廃車になるのか知っている人は少ないと思います。
ちなみに日本の車を作る技術は世界でも上位で最も故障しない車が日本車といわれています。。
それを考えても自動車の平均寿命は15年以上あるのかな?と思っていましたが、調べてみると全く違う結果でした。
廃車になるまでの平均寿命
平均寿命とは自動車が新規登録されてから抹消登録されるまでの平均年数です。
自動車検査登録情報協会が無料で公開しているデータを参照しています。
このデータを見ると2016年では1台の車が廃車登録されるまでの平均年数は12.76年となっています。
驚かれる人もいると思いますが、たった12年ですよ。
自動車検査登録情報協会から引用
廃車の寿命は延びているが・・・
車の平均寿命は昭和(1979年)のときから比べて、5年以上寿命が延びているのが確認できますが、30年以上経っても5年程度しか伸びていなく、2016年でも普通車の寿命は12年なのには驚きます。
小型車とは総排気量が2000cc以下で自動車の大きさが長さ4.70メートル以下、幅1.70メートル以下、高さ2.00メートル以下であるもの、かつ軽自動車、大型特殊自動車、小型特殊自動車以外ことをいいます。
簡単に言えばナンバープレート4・5から始まるものを指します。
ぜんぜん、小型じゃないのが紛らわしいところです。
なぜ、車の平均寿命はそこまで延びないのか
昭和から比べれば現在の車を作る技術は向上しています。
なのに、車の平均寿命はそこまで延びないのか?
そこには色々理由はあるかと思います。
- 車の故障
- エコカーなどへの買い換え
- 車検との兼ね合い
- 値段がつくうちに売却したい
ですが、車の寿命が延びない一番のポイントは年式だと思います。
過去のデータを見ると平均寿命が13年を超えたのは2010年(平成22年)の1回だけです。
車は登録から13年を経過すると自動車税が従来よりも15%高く課税されてしまいます。
車検のときの自動車重量税も高く課税されてしまいます。
ですから、人の心理としては高い税金なんて払いたくないと思い、13年を目安に車を廃車して新しい車に乗り換える人が多いと考えられます。