査定する時期を考える
少しでも高く査定してもらうには、査定時期を考える必要があります。
査定額が上がるのは2~3月・8月~9月
査定額が下がるのは4~6月
自動車は2月~3月には値段が上がる傾向があります。
それはなぜかというと、まずは自動車業者の多くは3月が決算時期となっていて、決算の内容を少しでもよく見せるため、ガンガン車を売って売り上げを上げます。車を多く売るということは新車の販売台数も増え中古車から新車に乗り換える人も増えます。そうすると市場に中古車も増えてますます中古車市場が活性化します。それから4月になると自動車の持ち主にかかる税金、自動車税の影響もあります。
自動車税の支払のタイミングが4月なので、どうせなら新しい車にしてしまおう。という考えで新しい車を購入する方も多いです。
さらに、査定する車の車検のタイミングでも査定額は変わり、12月から1月にまたぐことでも査定額が変わります。
車検のない車は車検のある車と比べて少し査定額が低くなり、1月に査定をすると年式が1年古くなるわけですから査定額も低くなりやすいです。
複数該当してしまうと10万円以上も査定額が安くなることもあるので査定する時期には気を付ける必要があります。
2月~3月の需要拡大で4月からは車が売れない時期に入ってしまいます。車が売れないのですから、業者も無理をして車を買い取らないですよね。
3月までは車が売れる時期なので、多少高くても車を仕入れる必要がありますが、売れないのなら無理をして高値で買う必要がありません。ですから、車の査定額は低くなります。
車を査定に出す時期によって、査定額が違うことはよくあるので、自動車を査定に出す時期は車の需要が増える2月から3月。8月から9月までがいいでしょう。
廃車にしようと思っている車でも、車種や年式によっては高い値段で査定してくれる業者もあるので廃車の前にまずは査定をおすすめします。