車の下取りと買取りの違い、それぞれのメリット・デメリット
この車は「買い取り」できないけど「下取り」ならできる。このような話聞いたことありませんか?
下取り
新しく車を購入する際に、今まで乗っていた車を、買い取ってもらこと
買い取り
車の販売店や買い取り専門店に、新しく車を購入するかは関係なく車を売却すること
「下取り」とは、新しく車を購入する際に、
今まで乗っていた車を、買い取ってもらうことで、
「買い取り」とは、車の販売店や買い取り専門店に、
新しく車を購入するかは関係なく車を売却することです。
買い取りできないけど、下取りできると言う事は、
新しく車を購入する場合には、買い取りするけど、
新しく車を購入しない場合には車を買い取ってくれないと言う事になります。
下取りを利用する場合とは、
「今まで乗っていた愛車には値段が付けられない」
場合などに利用することになります。
例えば、走行距離が10万キロを超えている場合や年式が15年以上の車の場合です。
もし、中古車買い取り業者がその車を買取して、
販売したとしても、その車はかなりの確率で故障してしまいます。
通常、中古車販売の際には、保障がついており、「保証期間6カ月・購入時から1万キロ」などの保証がついている場合が多いです。
壊れる確率が高い車を販売した場合、
無償で修理や点検をしなければいけないので、
それだけで費用がかかってしまいます。
ですから、「値段が付けられない車」は買い取りしてもらえなく、
新しい車を購入する場合なら「サービスの一環」として今まで乗っていた愛車を5万円で下取りします。
このように、サービスの一環として、
新しく購入する車から値引きの意味を込めて、安い価格で下取りしてくれます。
買取りを利用する場合
買い取りを利用する場合などは、
購入してから年月の経っていない車で、
まだまだ現役で走れる車を売却したい場合などに利用します。
「車買い取り業者」では、
様々な車種を買い取っていることから、
車がどれぐらいの価値があることはすべて網羅していると言っても過言ではありません。
ですから、購入してからあまり走行していない車や、年式が新しい車は下取りを利用するよりも、
買い取りを利用したほうが高い値段で引き取ってくれる可能性が高いです。
それぞれのメリット・デメリット
車を新規に購入する場合、購入者として迷うのが、
今まで乗っていた愛車を下取りに出すのか?
それとも買い取りしてもらうのかで迷ってしまいます。
それぞれのメリット・デメリットは下のとおりです。
買い取りのメリット
- 数社の買い取り業者を利用するれば、一番高い値段を付けてくれた所に売却できる
- 値段が低くなりがちな、「輸入車」を高額買取してくれる
買い取りのデメリット
- 買い取り業者によって値段がバラバラ
- 値段の移り変わりが早い
下取りのメリット
- 買い取りしてくれない車でも多少の値段がつく
- 同じ自動車メーカーの車を購入する場合は高く下取りしてくれる
下取りのデメリット
- 他社メーカの車の場合、安く下取りされる
このように、人気車種の場合などには、
「買い取り」をするのが良く、
乗り潰した車は「下取りに出すのが良いと思います。
買い取りを利用する際には、1社ではなく、
複数の買い取り業者に査定依頼する方が高額で買い取ってもらうことができます。